2025.10.3
病院におけるSNS活用と配慮(後編)
前回のブログ「病院におけるSNS活用と配慮(前編)」では、病院がSNSを活用することで、患者さんとの関係はより近く、信頼されるものとなるというお話しをしました。
しかし、それは本当なんでしょうか?
今回は病院のSNS運用をするべきか悩んでいる方、そして投稿内容に迷われているという病院に向けて、お話しさせていただきたいと思います。
患者さんや地域住民が、見たい情報とは
医療機関検索サイトを運営する、カルー株式会社の調査(PR TIMES, 2024年7月)によると、なんと87.6%の患者が「医療機関がSNSで情報発信をしてくれると助かる」と回答したという結果が出ました。
手軽に始められるInstagramは、50代以上は27.2%、そして40代以下では60%とニーズがあり、今後病院では必須の発信源となっていく予想です。
さて、そんなSNSで求められている投稿とは、一体どんなものでしょうか?
A. 診療・体制の情報
- 臨時休診、外来担当医の変更、診療体制の更新
- ワクチンの開始・終了、受付時間の変更、混雑状況
- 予約受付・リマインド、定期検診の案内
正確さとタイムリーさが命となるこの情報は、ホームページへの掲載はもちろん、Instagramでの二次告知も喜ばれています。
B. 医療知識・治療法の情報
- 病気の基礎知識、症状の見分け方、受診の目安、治療法と費用の目安
- 季節の注意(熱中症、インフル、RSなど)や地域の流行情報
- 医師による解説動画(YouTubeは特に効果大)
難しい言葉を避け「いつ・誰が・どう困る」を伝える短い解説動画は、特に人気のようです。
C. 病院・医師の信頼性
- 医師・スタッフ紹介、院内紹介(設備・検査体制・得意分野)
- 特化している診療内容の解説や実績の見せ方
- 組織と人にフォーカスしたストーリー
ウェブサイトでは「部署・医師紹介」の閲覧が非常に多い傾向があります。医師の顔写真や専門領域、診療ポリシー、受診の流れをセットで紹介すると効果的です。
就職希望者が見たい情報とは
就職希望者の応募量より「質」を上げたい場合には、「雰囲気が伝わる」「条件が明確」「拡散しやすい」を意識した投稿が必要となってきます。
A. 職場の雰囲気・文化
- 働く人の表情や会話、現場のリアル(非日常の瞬間やチーム連携)
- 研修・見学会の様子、職員イベントのスナップ
- 1日の仕事密着(例:新人小児科看護師の1日、救急当直の流れ)
決して演出しすぎていない音や、小さな会話が有効です。
B. 採用・募集の中身
- 育成体制(メンター制度、評価・昇給基準、研修費補助)
- 若手研修医や先輩職員の声、入職後1年の変化
病院の育成体制や先輩方の声は、入職への安心材料に繋がります。
C. 認知拡大
- エンタメ寄りの短尺(例:看護師大喜利、病院の裏側「30秒で」シリーズ)
- 一般の人も共感できる“あるある”ネタから入口を作る
なかなかハードルは高めですが、このようなエンタメ性の高いものが含まれていると、認知の拡大へ繋げることができます。
やってしまいがちなNG例
- 医療情報が専門用語だらけ、費用や受診目安が不明→逆に患者の不安を増やす原因に
- 顔や名前を出さない紹介→信頼が生まれにくい
- 重要情報がSNSだけで、HPにない→検索で辿り着けず機会の損失となります
- 採用で雰囲気だけ盛って条件が曖昧→採用後のミスマッチが発生する場合も
まとめ
とりあえずSNSをやってみよう!とは言っても、どういった投稿をしていけばいいか、実際悩むものです。
ましてや普段から忙しい医療従事者の方達が片手間で出来るほど、SNS運用は楽なものではありません。
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