2025.8.10

病院・福祉施設の掲示物デザインの作り方(前編)


病院・福祉施設の掲示物デザインの作り方(前編)

前回のブログ「患者さんに見てもらえる!病院掲示物の整理・改善アイデア」でもお話しさせていただきました通り、掲示板はただ情報を貼る場所ではなく「見てもらって初めて意味がある」コミュニケーションの場です。
コミュニケーションの場を大切にすることは、病院が愛され選ばれるために重要なこと。
掲示板を整理することの次に必要なのは、誰にでもわかりやすいデザインで、安心して読んでもらうことです。
今回は、掲示物デザインの作り方(前編)として、5つご紹介します。

色の配慮

色は、瞬時に判断できる「視認性」や、気持ちの「印象」に大きな影響を与えます。
病院や福祉施設の雰囲気、診療科やサービスのイメージカラーに合わせることができるため、大変役に立つ要素の1つですが、下記のような注意点も存在します。

「赤と黒」や「緑と赤」

これらを一緒に使うと、どちらのも主張の強い色であるため、文字に読みにくさを感じさせます。これらは視覚障害のある方には色の識別が難しい組み合わせのため、色の選択には十分注意が必要です。どうしても使いたい場合は、白フチをつける方法もありますが、あまり多用しないようにしましょう。

「黄色に黒」

この組み合わせは、注意や警告を連想させる「意味性」を持った色の組み合わせです。掲示内容によっては効果的ですが、多く使いすぎると緊張感や不安を与える色となってしまいます。
過度な使用は避け、必要な場面でのみ使用するようにしましょう。

書体の配慮

「明朝体」は知的で真面目、上品なイメージを与える書体ですが、遠くから読むのが難しい文字でもあります。そのため、遠くからも目に入れる必要がある掲示物には、ゴシック体を使用しましょう。
特に、高齢者や視力が低下している方が多い施設では、読みやすい書体を選ぶことが重要です。
文字の大きさや行間も調整し、デザイン性より読みやすさを高めることが大切です。

余白をとる

紙面サイズは限られているため、多くの情報を詰め込みすぎると、読みづらくなります。
だからと言って、囲み線や多くの色を使うのは逆効果です。
こういった時、適度な余白をとると、情報が区画化され、見えやすくなります。
余白で幅を統一するなど規則性を作ることで、囲み線がなくても読みやすくすることができます。

イラストや解説図を入れる

イメージ写真よりも、解説図やイラストを使用することで、情報が伝わりやすくなります。
特に、手順や注意点などを示す際には、文字だけよりも、格段に理解してもらいやすくなりますので、活用しましょう。
また、イラストを使用することで、親しみやすさや安心感を与えることができます。

重要な情報は詳細に記載

いくら分かりやすいポスターであったとしても場所、診療時間、費用、予約方法、相談窓口などの重要な情報が分からなければ、意味がありません。
特に、初めて訪れる方や高齢者の方には、詳細な情報が安心感を与えます。
相談先や場所、連絡先は必ず分かりやすく明記しましょう。

おわりに

次回のブログでは、掲示物デザインのさらなるポイントとして、文字の使い方やメリハリのつけ方などについて詳しくご紹介します。
これらのポイントを押さえることで、より効果的な掲示物を作成することができます。

掲示物は、病院や福祉施設の“顔”とも言える重要なツールです。
デザインの工夫で、患者さんや利用者さんの安心感と信頼感をさらに高めていきましょう。

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