2026.03.02

「デイリゾート」という通所介護。その設計の裏側


デイリゾート通所介護パンフレット制作事例

今回、有限会社エイミ様のご依頼にて、
デイリゾートMOMOYAオアフ・バリの施設案内パンフレットを作らせていただきました。

ハワイのオアフ、インドネシアのバリを思わせる南国空間。
アロハシャツを着たスタッフ、カフェスペース、リラックススペース。

「つくらないリハ、生活動作リハビリ」を軸に、
「楽しめる通所介護(デイリゾート)」を実現されている施設です。

その背景には、
「最後の日まで、人生を楽しんでほしい」という経営者様の強い想いがありました。

世界観と制度、その両立

「リゾート」という言葉は、柔らかく、楽しそうな印象を与えます。
けれど実際は、通所介護という公的制度の中で運営される専門職の現場です。

楽しそう、だけでは足りない。
制度の機能、だけでも足りない。

通所介護としての安心感と、デイリゾートという独自性。
その両方を、どういう順番で伝えるか。
そこからパンフレットの設計が始まりました。

誰が「判断する」パンフレットなのか

まず、このパンフレットを手に取るのは、ご紹介くださるケアマネジャーの方々です。

利用者様やご家族に説明する前に、
「ここを紹介できるかどうか」を判断していただきます。

だからこそ、前半では施設の雰囲気を写真を交えて丁寧に伝え、
後半では「選ばれる理由」を整理しました。

そして施設概要と算定情報は独立ページとしてまとめました。
これは、普段よりお忙しいケアマネさんが、判断材料としてすぐ確認できることを念頭に置いた設計です。

2つの施設を1冊にまとめる設計

今回は、オアフとバリ、2つの施設を同時に掲載する構成でした。

情報を並べるのは簡単です。
けれど、それでは互いの施設の「違い」がなかなか伝わりません。

・なぜ2つあるのか
・どう違うのか
・どんな方に合うのか

紹介の時点で迷わないよう、何度も文章や構成を組み替えました。

「何を先に伝えるのか」
「どこで安心材料を出すのか」
「算定情報はどの位置が適切か」

構成は、読み手の理解を左右する一番大切な部分です。
どの順番で伝えるかによって、安心にも、不安にもなります。

ここは時間をかけ、何度も組み替えながら慎重に設計しました。

好きだからこそ、軽くしなかった

今回の制作で、何より一番楽しかったのはデザインです。
実は自宅にもヤシの木があるくらい、私はこのリゾート感が大好きです。

だからこそ「雰囲気」だけのパンフレットにはしたくなかった。

南国風にするのは簡単です。
けれど、通所介護としての責任や専門性が伝わらなければ意味がない。

施設内の撮影にも伺い、空気感が伝わる写真を角度を選びながら、
「楽しさ」と「安心感」の両立を探りました。


【まとめ】パンフレットは「紹介」ではなく「整理」

想いと制度。
世界観と算定。
情緒と専門性。

それらを整理し、
「紹介できるかどうか」を判断する方にとっても、
「利用したいかどうか」を考える方にとっても、
迷いの少ない形に整える。

言葉を整えることは、経営を整えることでもあります。

パンフレットは、その事業の「立ち位置を言語化」するものです。
会社案内や施設案内を作りたいとお考えの方は、
構成設計や文章づくりから、ぜひご相談ください。

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