2026.2.7
「チラシの反響率」という数字よりも、大切にしたいこと
チラシというツールは
「一瞬で配って終わり」「短期間しか使わない」
と思われがちです。
そのため、経営者さんからは「すぐに捨てられるものに制作費をかけるのは、正直割に合わない」という率直なご意見をいただくことも少なくありません。
長く使うパンフレットならしっかり費用をかけて作るけれど、
チラシとなると、どうしても「安くていい」「数打てば当たる」と考えてしまいがちです。
ですが、デザインを専門にしている立場から見ると、それは少しもったいない考え方だなと感じることがあります。
チラシの反響率、数字だけで判断して大丈夫?
世の中には「チラシの反響率は0.01%〜0.3%程度だから、やっても無駄だ」という話があります。この数字だけを見て、チラシという選択肢を外してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、この数字にははっきりとした公的根拠はありません。
広告業界で昔から言われてきた「経験則」のようなものなので、
これを「正しい数字」と捉えるより、あくまで「目安」として参考にする程度が適切です。
それは、その平均値の中には「じっくりと意図を込めて作られたもの」もあれば「読み手のことを考える間も無く短期間で急遽作られたもの」、どちらも含まれている可能性があるからです。
実際のところ、読み手を意識し丁寧文章や構成が整理された作られたチラシと、短期間で簡単にで作られたものは、受け取り方の反応に差が出ます。
チラシは手に取ってから「自分に必要か、そうでないか」を判断されるまで、ほんの一瞬の世界です。
・パッと見て伝わるように、情報の順番や見せ方を整えてあげること。
・チラシからホームページ等の違う媒体へスムーズに繋げてあげること。
その手間を惜しまずに作れば、数字以上の確かな手応えが返ってくるはずです。
配り方の相性を見直す
また、思うような結果が出ないときは、配り方の相性が合っていないだけという場合も多々あります。
例えば、不特定多数へのポスティングでは反応が薄くても、
来店された既存のお客様へ「いつもありがとうございます」と手渡しした途端、喜んでいただけて再来店につながることもあります。
高齢者などネットやSNSを活用されない世代に知ってもらうためには、新聞折込が最適という業種もあります。
チラシそのものがダメなわけではなく、そのチラシを「誰に」「どう届けるか」を状況に合わせて見直してみるのも一つの方法です。
「勢い」か「信頼」かを見極める
もちろん、チラシが得意とするのは「今すぐ」という勢いです。
期限が関係する食品や、ビジュアルメインのアイテムなどの場合には、非常に強い力を発揮します。「今だけ」というワクワク感があれば、人は自然と動いてくれるものです。
一方で、学習塾やクリニック、長期的なケアが必要な美容など、
お客様が「信頼できるかな?」「安心できるかな?」とじっくり考えたい業種においては、この勢いだけのノリは少し注意が必要です。
安心感を求めているお客様に、安っぽく急かしたりするデザインを見せてしまうと、かえって心の距離が離れて信用を失うことになりかねません。
おわりに
チラシは単なる「安くて早いばら撒きツール」ではありません。構成をしっかり考え丁寧に作ることと、ご自身の仕事に合った届け方を選ぶことで、頼もしい味方になってくれるツールです。
反響率の数字だけを追うのではなく、読み手に届くチラシを考えること。
私が大事にしているのは、数字を気にしすぎず、次につながるチラシ作りを最優先することです。
「それならうちは、チラシをどう使って、どう作ればいいんだろう?」
そう迷われたときは、ぜひ一度、GreenWorksへご相談ください。
あなたの事業背景・お届けする相手に合わせたご提案を、文章からしっかりさせていただきます。
GreenWorks 提供サービスのご案内
mediPic(メディピック)(対象エリア:埼玉県・群馬県)
医療・福祉施設の「広報全般の悩み」を安心してご相談いただけるサポートサービスです。
印刷物デザイン(対象エリア:全国)
チラシ・会社案内・広報誌など、デザイン制作から文章提案、印刷代行まで一貫してご対応可能なサービスです。
展示会・説明会装飾(対象エリア:埼玉県・群馬県)
中小企業様へ、負担の少ない小規模展示会・説明会装飾のデザインをご提案・制作するサービスです。