2025.11.25
病院の職員募集、採用に効く!インスタの活用方法(前編)
病院の人事、採用担当、院長先生の間では、次のようなことがよく問題視されます。
- 求人サイトに掲載しても、応募が来ない
- 若い世代にうちの良さが伝わっていない気がする
- 忙しくて、SNSまで手が回らない、できる人がいない
一方、求職者側は転職や就職を検討する際に、求人票やホームページだけでなくInstagram(以下、インスタ)での「職場の雰囲気」を確かめるのが当たり前になりつつあります。
つまり「働くリアルなイメージ」が湧きにくいほど「採用競争で不利になりやすい」ということです。これは病院だけではなく、どの職種にも今いえることです。
インスタは今や「おしゃれな写真を投稿する場所」ではなく「職場の魅力を“採用目線”で伝えるための広報ツール」として、とても活躍する媒体となりました。
今回はまず前編として、とくに重要な以下の3つに絞ってお伝えします。
採用アカウントは患者向け情報と分ける
まずここが、スタートラインです。
患者向けアカウントと採用アカウントとは、必ず分けることをオススメします。
- 患者向けアカウント
-
- 休診情報
- 診療時間変更
- 健康情報・予防啓発
- 地域の方向けのお知らせ
- 応募者向けアカウント
-
- 職場の雰囲気
- スタッフインタビュー
- 教育制度・キャリアパス
- 福利厚生・働き方
- 募集要項・採用情報
なぜ分けるべきか?
理由はとてもシンプルで、インスタは見る人により「目的」が全く違うからです。
- 患者さんが見る目的
- 「診療時間は?」「今日やってる?」「どんな先生がいる?」
- 応募者が見る目的
- 「どんな雰囲気?」「人間関係は?」「成長できる?」「残業は?」「福利厚生は?」
分けることは少し面倒に感じるかもしれません。
しかし、ホームページのように項目ごとに分けられないSNSに2つのニーズを1つのアカウントに詰め込むと、以下のようになってしまいます。
- 採用担当としては発信しているつもりでも「採用投稿」が色んな情報の中に埋もれる
- 応募者側から見ると「求人情報」を探すだけで手間がかかる
- 患者さんから見ると、採用の投稿が多くて、病院のお知らせが探しにくい
残念ながら結果として、どちらにも届きにくいアカウントになってしまいます。
これでは本末転倒ですよね。
これら2つを分けると「見たい情報だけ」が並ぶので、見る側もストレスを感じなくなります。また、求人サイトやパンフレットのQRコードなどからインスタを見に来た人が、雰囲気を確認してそのまま応募につながる流れも作りやすくなります。
まずは、採用専用のインスタアカウントを1つ用意すること。ここから、採用に特化したSNS広報が動き出します。
発信テーマを明確にする
採用アカウントでは、「何でも載せる」のではなく、テーマを絞ると応募者に伝わりやすくなります。おすすめは次の4つです。
職場の雰囲気
スタッフ同士のやりとりや、院内の様子など、「ここで働く自分」がイメージできる写真・動画を中心にします。
スタッフの声
新卒・中途・ベテランそれぞれの「入職理由」や「やりがい」を、短いコメントやインタビュー形式で紹介します。
仕事内容・教育体制
部署ごとの役割や1日の流れ、研修やサポート体制など、「入ってからどう成長できるか」を簡潔にまとめます。
4つ目は採用情報
募集職種や働き方などの基本情報を、見やすい画像やスライドで定期的にお知らせし、ハイライトにも整理しておきます。
この4つに絞るだけでも、「どんな職場なのか」「どんな人を求めているのか」が、応募者にぐっと伝わりやすくなります。
投稿形式を工夫する
インスタには、写真投稿(フィード)・リール動画・ストーリーズの3つの投稿方法があります。
採用アカウントでは、下記のような目的に応じて使い分けると効果的。ぜひ参考にしてみてください。
写真投稿(フィード)
- 向いている内容
- 職場の雰囲気紹介、スタッフインタビュー、研修やイベントの様子
- ポイント
- 統一感のある色味・フォントで「病院らしさ」を演出できる。スライドしながら読めるので、文字も読みやすい。ただし、文字は極力つめすぎないようにしましょう。
リール動画
- 向いている内容
- スタッフの1日(モーニングルーティン、日勤の流れなど)、看護部長や先輩スタッフからのメッセージ、病院内ツアー(ナースステーション、休憩室など)
- ポイント
- 「空気感」「スピード感」「声のトーン」が短時間で伝わります。30秒程度のショート動画でも十分効果があります。
ストーリーズ
- 向いている内容
- 採用説明会・見学会の告知、「今日の院内の様子」、Q&A(応募者からの質問に回答する)
- メリット
- 気軽に更新を確認でき、投票機能・質問箱などで「双方向のコミュニケーション」も取りやすくなります。また、ストーリーズは24時間で消えてしまいますが、重要なものはハイライトに残すということができるので、“採用ガイド”として育てていくこともできます。
前編のまとめ
前編では、採用アカウントでぜひ押さえていただきたい3つのポイントをお伝えしました。
インスタは、文章だけでは伝わりにくい「職場の空気感」を視覚的に伝えられる強力な広報ツールです。
ぜひご活用ください!
次回後編では、
- 投稿頻度とタイミング
- ハッシュタグとは?
- 応募につながる導線設計
- 実務負担を増やさないための運用のコツ
など、「どう運用すれば応募につながるか?」という実践的な部分を解説していきます。
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