2025.7.13
病院×広報デザインで愛され選ばれる病院へ
いま、広報デザインにできること
「全国の病院の7割が赤字経営」
そんな衝撃的な発言が、ニュースで話題となっています。
人件費や水道光熱費、建設費の高騰。
人口減少にともなう患者数の減少。
コロナ後の受診控え。
これらは、すでに多くの医療機関の現場で実感されていることかと思います。
私はかつて14年間、広報デザイナーとして病院で働いていました。
その経験の中で何度も実感したのは、病院の大小に関係なく「愛され選ばれる病院」になるためには、地域に向けた広報活動が欠かせないということです。
病院も「選ばれる」時代へ
今、患者さんは病院を自分で選ぶ時代です。
インターネット、SNS、ありとあらゆる手段で病院を知ることができます。
逆を言えば、情報がない病院ほど、選ばれにくいということです。
選択の基準には、信頼感・安心感が含まれています。
「どんな診療をしてくれるのか」
「初めてでも行きやすいか」
「先生やスタッフの雰囲気はどうか」
「この病気、受診したほうがいいのだろうか?」
こうした不安や疑問を打ち消すには、ホームページではもちろん、ポスターや院内掲示物、広報やパンフレットで丁寧に伝えることが重要です。
広報・デザインができること
「広報」と聞くと、つい後回しにされがちです。
しかし、病院が地域で信頼を築き、患者さんに選ばれ続けるためには、日常的な情報発信の整備が不可欠です。
見直すべきツールには、たとえば以下のようなものがあります。
- 広報誌・病院案内・入院案内
- 各診療科パンフレット
- セミナーやイベント告知用の院内ポスター
- マタニティノートや母子支援ツール
- 研修医・看護師採用リーフレット
- デジタルサイネージ用の静止画
- 病院ホームページのスマホ対応や定期的な更新
こうしたツールは、患者さんや地域の方々に病院の理念や特色、診療内容をわかりやすく伝えるための「顔」です。
ただしこれらの整備は、国の補助金の対象にもなりにくく、医療機器とは違い、数字で効果がすぐに見えるものではありません。
だからこそ、見落とされやすく、先送りされがちです。
しかし―
こうしたひとつひとつの積み重ねこそが、「この病院は信頼できる」「安心して相談できる」という印象を生み出します。
目には見えにくいものですが「愛され選ばれる病院」というのは、こういったことを継続的にやり続けている病院であると私は思っています。
広報はコストではなく、未来への投資
今、多くの医療機関が経営的な困難に直面しているのは事実です。
だからこそ、限られた資源で何ができるかを考え直すタイミングでもあると感じています。
広報やデザインは、決して派手な装飾ではありません。
しかし、地域と患者さんに「この病院の価値」を伝えるための、最も必要な橋渡しの手段です。
厳しい時代だからこそ、この重要性を医療機関の方々には知っていただきたいと思っています。
最後に
これまで医療広報に長く携わってきた経験から、「広報デザイン」は病院と患者さんとの信頼関係を育てる力になれると、強く感じています。
「そうは言っても、どこから手をつけていいかわからない…」
そんな時は、どうぞいつでもご相談ください。
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